【コラム】初めて沖縄と出会った時
私が沖縄病になったのは、今からちょうど20年前。
人生初の沖縄で、沖縄本島の友人宅に1週間ほど滞在させてもらいました。
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その頃私はうつで、職場で過呼吸を起こして救急車で運ばれたり、人の言っていることが理解できなくなったりして、医師から「自宅療養を要す」という診断書を出され、2ヶ月間の休職をしました。その最中の訪問でした。
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当時私はSEとして働いていたのですが、その出向先に短期間の派遣で来ていた女の子と仲良くなり、彼女が沖縄の人だったのですね。
休職期間に入り、過酷だった職場から離れ、少し体が休まってきた頃、
「沖縄においでよ」と彼女が誘ってくれたんです。
この時の事は、今でもずっとずっと感謝しています。✨
何も考えられないくらい疲れ果てていたはずなのに、なぜか私、沖縄には行ったのですね。
✈️
自宅療養をして少しは身体も復調してはきていましたが、でもまだ食欲はなかったし、さらに沖縄に行く前日にはちょっと変な出来事があり…、
急性胃炎を起こしたようで一晩中つらくて眠れず、そんなボロボロな体で飛行機に乗りこみました。
那覇空港に着いた時、喉がカラカラで
「あれー、飛行機の中で飲み物も出して貰えなかったー」
なんて思った記憶がありますが、出してもらえなかったのではなくて、たぶん飛行機に乗り込んだ途端、私が着陸まで爆睡していたのでしょう。
空港に迎えに来てくれた彼女とは数ヶ月ぶりの再会だったのですが、痩せ細った私を見て驚き、(2、3ヶ月で10㎏以上痩せましたから!)
築110年という煉瓦屋根の古民家の沖縄そばのお店に連れて行ってくれました。
「癒されるよ」と。
今では信じられませんが、
頼んだ野菜そばも、上の方をちょっと食べただけで、ほとんど食べられなかったんだなぁ。。私。
美味しかったはずなのに。。たぶん10グラムぐらいしか食べてない。笑
ごめんなさい。
まだ着いた当日はそんな状態だったんですね。
それがなんという事でしょう。
沖縄に滞在して数日後、だんだんと普通になっていっている自分に気がつきました。
友達が作ってくれる朝ごはんのポーク卵も、普通に食べていた記憶があるよ。
滞在の後半、もうすぐ帰るよという頃には
ひとりで何処かの飲食店に入り、(←お腹空いたんだね。笑)
しかも食べる事が出来なかったはずの、油物を頼んでいる私がいました。
何を頼んだかは忘れてしまったし、それを食べ切ったかも覚えてはいませんが、
「私、食べてる!」
って驚いた事だけはよく覚えています。
ほんとに驚いたんです、その時は。
数ヶ月も食べれず、
どんどん痩せて行っていたのに、1週間も経たないうちにこんなに元気になった!
沖縄って何? 何この癒しパワー!
沖縄の空気、すごい!
って。
ちなみに沖縄滞在中、何をしていたかというと、
那覇市内の友人夫婦の家にお世話になり、
土日は彼らが美ら海水族館やドライブに連れて行ってくれたり、その他の日は気の向くまま、ひとりで路線バスに乗ってぶらぶら出かけて過ごしていました。
お土産買ったり、琉球ガラスの雑貨見たり、ね。
のんびりと、沖縄独特の空気と時間の流れ方を感じて過ごしていた…そんな記憶。
時々海辺でボーっとしました。
30分くらいのつもりが、あまりに心地よくて1時間、、2時間、、と時間が過ぎたように思います。
一発で沖縄に魅了されてしまいました。
なんだろう、この沖縄の癒しの空気、
なんかすごいものがあるぞ、
そんな風に思いながら帰路につきました。
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同時に…
その時からなんですね。
私の中に漠然と、
いつか(ずっと先)沖縄に住んでみたい
という思いが湧くようになりました。
それと、
私、こんな仕事(SE)じゃなくて、癒しの仕事がしたいよ
と、言うようになっていました。
帰宅後、周りの友人や職場の人たちに。
(当時は口先だけだったけど)
あの時沖縄で、
東京には(ほんとは日本中)私のように疲れている女の人がいっぱいいるはずだ!
そんな人たちを沖縄で癒したい!
って思ったんですねー。
(今思えばおこがましいですが。😅)
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それがね、数年後、
本当にセラピストになってるし。
20年後、沖縄に住んでるし。
この時が今の私に繋がっていく種、
大切な原点。(のひとつ)
だったと思っているよ。
(そんなyukoストーリー)
長くなったけど、
沖縄に流れる空気(エネルギー)は特別だよ、
生命にとって大切な何かがあるよ、
疲れたり、
疲れてなくても何か転換期を感じる時とか、
リセットしたり充電したい時とか、
そうじゃなかったとしても、笑
みんな沖縄に来ると良いよ❣️
という事が言いたかったのです。笑
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十分知ってるよー!って方もたくさんいらっしゃると思いますが。☺️
宮古島でお待ちしています♬💗
yuko 💫
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